後輩女「これから帰りですか?」男「>>4」
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後輩女「あ、先輩!まだいらしてたんですね」
男「うん、結構仕事が残ってて」
後輩女「これから帰りですか?」
男「>>4」 男「千日回峰行しないといけないんだ」
後輩女「それって比叡山で行われるって奴でしたっけ?」
後輩女「なんだかよくわからないけど大変ですね……」
後輩女「……あ、すみません。終電近いのでお先にあがりますね!」
男「>>10」 男「先輩より先に上がるのか?」
後輩女「えっ」
男「どうなんだ?」
後輩女「……お言葉ですが、こういうのは先輩後輩関係ないと思います」
後輩女「それに他の後輩の子たちはもう帰ってるじゃないですか」
後輩女「何で私だけ帰っちゃいけないんですか?」
男「>>15」 男「お前を今から殺すからだ」
後輩女「!?」
後輩女「……あ、あははー、やだなぁ……全然面白くないですよ?その冗談」
男「どうかな」スタッ
後輩女「えっ……やっ、こ、来ないでください!」
男「…………」
後輩女「ど、どうしてですか!私が何をしたっていうんですか!?」ブルブル
男「>>21」 ナイフで左耳を切り取る
ゴッホってどう思ったのかな
教えてくれよ 男「チョコくれなかった」
後輩女「えっ、そ、それってバレンタインデーの……!?」
男「…………」コクリ
後輩女「そんな理由で殺されるなんて嫌です!」
後輩女「そういうのは本当に好きな人にしか渡さないって決めてるので……」
男「>>26」 男「…………」ザシュッ
後輩女「やああああぁ!!痛い痛い痛い!!!!」
男「痛いのはこっちだよ、それって僕を好きじゃないって事じゃないか」
後輩女「うぐっ、は、配慮に欠けたのは謝ります、けどこんなのって……!」
後輩女「は、早く救急車呼んでください!お願いだからああぁ!!」
男「>>31」 男「それぐらい自分で呼べよ」
後輩女「い、いいんですね……!」
ピポパポピ
後輩女「……も、もうすぐ救急車が来ます」
後輩女「事情を説明したら警察にも連絡をとってくれたそうです」
後輩女「これで先輩も終わりです!」
男「>>34」 男「お前も終わりだよ」ザシュッ
後輩女「う、そ……」バタッ
……ピーポーピーポー
~翌日~
ニュースキャスター「女性会社員の命が奪われる痛ましい事件が発生しました」
ニュースキャスター「警察は重要参考人として同僚の男性を追ってますが、行方が分からないようです」
ニュースキャスター「二人の間には何らかのトラブルがあったものと見られます」
ピッ
男「……さて、山を登るか」
完 後輩女「あ、先輩!まだいらしてたんですね」
男「うん、結構仕事が残ってて」
後輩女「これから帰りですか?」
男「>>45」 男「うん!」
後輩女「あ、なら一緒に帰りましょうよ!」
男「いいね!確か駅も一緒だったしね」
~帰り道~
後輩女「いやぁ、でも最近ほんと忙しいですよねぇ」
男「納期が近いからねぇ」
後輩女「でもぉ……」グゥー
後輩女「!! や、やだ、これはそのお昼も抜きで仕事してたから……」
男「>>51」 男「…………」
ブチッ
後輩女「ど、どうしたんですか?草なんか抜いて……」
男「コノクサクエル」
後輩女「……いくらお腹が空いててもそれはちょっと……」
後輩女「すみません、せっかくお気遣いいただいたのに」
男「>>56」 男「なんか食べて帰ろう」
後輩女「あ、いいですねそれ!」
~ファミレス~
男「後は来るのを待つだけだね」
後輩女「ですね!」
後輩女「……あ、でも今更ながら何か悪いですね」
男「ん、何が?」
後輩女「いや先輩の彼女さんにふたりきりで食事というのは……」
後輩女「ご提案いただいた時に確認するべきでした、すみません」
男「>>60」 男「いいよあんなやつ」
後輩女「あっ、やっぱいらっしゃるんですね……」シュンッ
男「……? 何か元気ない?」
後輩女「ぜ、全然そんなことないです!」
店員「お待たせしました、和風ハンバーグセットとオムライスセットです」
後輩女「あ、料理来ましたね!冷めないうちに食べないとですね!」
男「う、うん」
~時間経過~
後輩女「ごちそうさまでした、美味しかったぁ……」
男「そうだね」
後輩女「それじゃあ帰りますか」
男「>>66」 男「彼女から電話だ」
男「もしもし?これから帰るよ、心配かけてごめんね。うん、それじゃあね」
後輩女「…………」
男「ごめんごめん、行こうか」
後輩女「あ、はい……」
~駅~
後輩女「す、すみませんまさか奢っていただけるなんて……」
男「いやいやこれも先輩の勤めだよ」
後輩女「ふふふ、男さんが先輩で良かったです」
後輩女「……その、先輩はああ言ってましたけど」
後輩女「やっぱり彼女さんに悪いので今後はこういう事が無いように気をつけますね」
後輩女「それじゃあ……今日は本当にありがとうございました!」
男「>>74」 男「実はさっきの別れ話なんだ」
後輩女「えっ……いやいや、男さんの話からはそうとはとても」
後輩女「……信じていいんですか?」
男「>>82」 男「どうしたらいいと思う?」
後輩女「私は……」
ギュッ
後輩女「私は先輩を信じます」
男「……うん」ギュッ
こうして私達は許されない関係になった
~完~ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています